夜なかなか眠れないと悩んでいる人に

現代では、不眠症で悩む人が年々増えてきています。不眠症はさまざまな原因から起こるといわれていて、その解消方法もまたたくさんあります。

 

特に重度の不眠症の人は、睡眠薬に頼ってしまうことが多く、睡眠薬がないと眠れないという人もいると思います。

 

セントジョーンズワートは薬ではありませんが、不眠症の悩みを解消するのに役立つとされ、海外では古くから親しまれてきました。また、最近では日本でも不眠に悩む多くの人が飲んでいます。

 

 

眠りに関わる「メラトニン」と「セロトニン」

 

睡眠導入時に重要なのは、脳内で分泌されるメラトニンと呼ばれる物質です。このメラトニンはホルモンの一種で、体内リズムを調節し、気持ちを安定させるという二重の効果で、人間を眠りに誘うといわれています。

 

またメラトニンとは別に、セロトニンと呼ばれる物質があり、このセロトニンは脳内で様々な役割を果たしています。その一つがメラトニンの分泌を促進する作用であるため、セロトニンの働きも間接的に睡眠に関わってきます。

 

セントジョーンズワートに含まれる有効成分ヒペリシンとヒペルフォリンは、上記のセロトニンの量を増やす効果があると考えられています。本来であれば神経細胞に再吸収されてしまうセロトニンが、再吸収されることを阻害する役目があるとされています。

 

そのため、セントジョーンズワートを服用することによってセロトニンの量が増え、その結果として睡眠導入作用があるメラトニンの分泌が促進されるため、不眠症の人におすすめとされているのです。

 

またセロトニンには、喜びと快楽を左右するドーパミンと、驚きと恐怖を左右するノルアドレナリンのバランスを調整し、気分を安定させる効果もあります。この働きも不眠症の悩みを解消することに役立っていると考えられています。