セントジョーンズワートは海外ではポピュラーな治療薬

セントジョーンズワートは古来よりその薬効が知られ、鎮静剤や抗炎症剤、抗毒剤として使用されてきていますが、現在セントジョーンズワートは、うつ病の治療薬としてよく知られるようになっています。

 

ドイツやイギリス、スイス、ポーランド、ロシア、ルーマニアなど多くの国で、セントジョーンズワートはうつ病の治療薬として認可されるに至っており、多くの医師が、うつ病の患者にセントジョーンズワートを処方しています。

 

これまでうつ病を治療するためには、抗うつ剤を処方するのが一般的でした。しかし現在、医師がセントジョーンズワートを選ぶのは、抗うつ剤と同等の効果をもちながらも、抗うつ剤より副作用が少ないためといわれています。

 

 

精神を安定させる効果があるセントジョーンズワート

セントジョーンズワートがうつ病の症状を改善するのは、有効成分ヒペリシンとヒペルフォリンの働きです。

 

ヒペリシンとヒペルフォリンは、脳内の神経伝達物質であるセロトニンが神経細胞により再吸収されてしまうことを抑制し、セロトニンの量を増やす働きがあります。

 

セロトニンは、やはり神経伝達物質であるドーパミンとノルアドレナリンのバランスを調整する役割を果たしています。

 

喜びや快楽と関係するドーパミンと、驚きや恐怖と関係があるノルアドレナリンが、セントジョーンズワートにより増量されたセロトニンによりきちんと調節されることにより、不安やイライラを抑え、精神を安定させる効果があるものと考えられています。